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修了生のデータ

修了生のデータ

●2023年度までのPFFP受講者の人数(N=150、特別聴講学生含む)




●2023年度までのPFFP受講者の内訳(N=150、特別聴講学生含む)




PFFP修了生の感想

システム生命科学府・一貫制博士1年

授業デザインについて学んだことで、今まで自分が受けてきた授業を振り返り、どんな工夫がなされていたのか、もしくは今の自分ならどのように改善できるかなど、これまでにはなかった視点で授業を見るようになった。

統合新領域学府・修士1年

率直な感想として、受講者にとって良い授業を実施することの難しさを痛感すると同時に、大学教員という仕事の一端に触れることが出来たことに満足している。また、授業を実施する上での技術的な面から心理的な悩みまで、理論と実践の回を交えて幅広く教えて頂けたことで、これから教員を目指すうえで積むべき内容が少し明確になったと感じている。また授業のデザインを知ったことは、自分が履修している授業の解像度を上げることにも繋がった為、教えられる側としての学びも存分にあったと感じる。今回の授業で触れた内容と経験を基に、大学教員を目指して日々授業や研究に取り組んでいきたい。

他大学院生・修士1年

自分が今まで受講してきた授業はほぼ知識伝達がメインでしたが、やはり90分ずっと集中できず授業内容を聞き逃してしまうことが多かったです。わかりやすい説明をするだけの授業であれば他のメディアに置き換えられる現代では、反転授業等オンデマンドを活用して受講者それぞれが自分のペースで学べるようにして、対面授業で学んだことの活用ができるようになることが大学の意味だと実感しました。また、授業方法をただ学ぶだけでなく、アクティブラーニングが多く他の人の意見に触れる機会もたくさんあったためとても貴重な体験をすることができました。

総合理工学府・博士(後期)1年

この授業を受けて、授業デザインの重要性がわかりました。
この授業は多様な形式で行われ、グループディスカッションや学生たちでアイデアや考えを共有することで多くのことを学んだことは、今でも懐かしく思い出します。
先生の授業もとてもわかりやすく、詳しく説明してくれる。 簡単なものから深いものまで、コース全体がよくまとまっていた。
前後2回のMT演習を通じて、授業で学んだことをMT演習に応用することで、授業デザインの重要性を深く理解し、自分の成長を確認することができました。

芸術工学府・博士(後期)2年

授業全体の構成を考えてシラバスを書くことや個々の授業のやり方について、いざ自分が実施する側に立つとこんなにも難しいのかと思いました。毎回苦戦しましたが、考えるポイントを何となくではなく、しっかり言語化したり体感したりしながら学べたことこれまでにない機会でした。また、これまで授業を受けた際は単に「面白かった」「退屈だった」と感覚的にその授業を評価していましたが、それがなぜ面白かったのか、なぜ退屈だったのか、そこから自分は何を学べるのか、といった点を考える眼差しを得ることができたように思います。それは授業だけでなくワークショップや学会発表など、色々な場面に活用できるような気がしています。
また、他の受講生の皆さんのマイクロティーチングや提出物を見れたのはとても良かったです。先生の解説を聞いて自分一人で考えるだけではうまく展開ができなくても、他の受講生の方のアウトプットを見ることからたくさんのヒントを得ることができました。
受講してよかったです。どうもありがとうざいました。

人間環境学府・博士(後期)3年

実は高校・中学で教壇に立つ時にも、このような授業構成の方法論等についての指導を受けたことがありません。先輩の先生方の授業を個人的にお願いして見て回ったり、自分の授業を録音(当時は「録画」が大変でしたので)したりしながら、模索していきました。
本科目のような具体的な方法論を扱う授業を教育に携わる学生さんが学べることは、非常に素晴らしいことだと思います。
特に最新の研究の知見を広く取り扱っていただけることは、現場で教壇に立つ者にとっても非常に有意義でした。
同時に、マイクロティーチング演習のような「自分の授業を真剣に分析し、理想モデルにしたがって再構築する」という作業は、指示されなければやらないと思いますので、これまた非常に有意義な体験になりました。