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TAハンドブック

よくある質問(教職員向けFAQ)

制度全般に関して

他大学などからの入学予定者を、入学後すぐにTAに雇用したいのですが、入学前にTA教育プログラムの受講及びテストを受験させ、認定証を発行することは可能ですか?
可能です。受講・受験の方法は、対象者により3種類に分かれます(こちら)。該当する方法で入学前日までにテストを受験し合格した場合、認定証の日付は入学日(2022年4月1日入学であれば2022年4月1日)となります。
講義科目にもTAを担当させることは可能ですか?
制度上、講義科目でのTAの任用を妨げるものではありません。部局単位で考慮して頂くことになります。一般に、学生が講義を直接担当しない(TFを除く)という考え方です。(TFは教員の指導の下で一部の講義は担当可能)
同学年の授業科目をTAが担当することは可能ですか?
現在の制度は、同学年の授業科目をTAが担当することを妨げるものではありません。ただし、「指導に資する資質や知識をそのTAが持っていると客観的に判断される場合には、同学年でも指導可能な場合がある」とお考えいただければと思います。客観的に判断される場合とは、例えば留学などの事情により進級はしていないものの、すでにその学生は昨年度同授業をS評価で修了していることなどです。
標準的な業務に含まれていない仕事をTAに課すことはできますか?
課すことができる場合があります。TAサポートデスクに別途お問い合わせください。
自分が担当する授業を受講予定の学生に、TAを依頼したいのですが、可能ですか?
受講生をTAとして任用することは出来ません。それがたとえ授業時間外の業務であったとしても、当該学生の学びが妨げられたり、成績の公平性を損なう可能性があります。学ぶ学生の立場と指導するTAの立場は同時には成立し難いものです。身近にTAを依頼できる学生がいない場合は、TAポータルのTA検索やTA募集情報をご活用ください。
TAポータルに学生が登録されれば、あとは教育改革推進本部の方で、自動的に自分の科目にTAを配置していただけると考えてよいでしょうか?
そうではありません。基本的には、TAの採用に関するやり取りは、従来と変わりません。また、TAポータルには、TAを募集する機能がありますので、TAをお探しの場合は、こちらをご利用ください。
TA業務自体に関して、大学院の単位を与えることは考えられませんか?
現在の制度ではそこまでを含めてはいませんが、東京工業大学の事例(具体的には「GSA(Graduate Student Assistant)」)もありますので、各部局でそのように対応していただくことは可能です。
RA(Research Assistant)制度との住み分けはどうなっていますか?
RAとの棲み分けについては、研究室単位でやること《研究を主とする教育活動》と、講義など研究室外でやること《教育を主とする活動》とにその活動を分け、前者を担当するのがRA、後者がTAになると想定しています。TA制度は基本的には、正課の授業や、図書館キューターの業務などに対応するものであり、研究室における実験研究補助業務や、上級生から下級生への指導などを想定したものではありません。そのため、研究室での活動に対して、教員が学生に賃金を払う必要があると判断した場合には、別途、賃金の支払い方法(RAやアルバイトとしての雇用)を検討してください。
科目別講習はどのように行えばよいですか?
各授業のTAとしての専門性(専門知識・授業内容・授業方法など)を高めるために、授業を担当する教員がTAを対象に行う教育活動、または、教員とTAが一緒に行う情報共有活動を指します。需要に関する意見交換、ディスカッションの場としても活用できます。参加人数、長さ、回数など、形式は教員の裁量によって決められます。
下記の事例をご参考いただけます。
◯次回の授業の内容について予めTAに共有し、TAが把握していない内容に関して少し説明をしたうえ、関連資料を渡した。
◯TAから授業活動に苦手な学生に関して話を聞き、一緒に対処方法を考えた。
◯TAに受講生たちが困っている授業内容はないか聞き、その内容について次回の授業でもう一度触れることにした。
◯TAに採点を任せたが、理解ができない回答があると言われたので、一緒に答えを考えてみた。

認定証に関して

認定証上、TA資格を取得した時点はいつになりますか?
各TA資格に必要とされる教育プログラムのなかで最後に修了(受講及び小テスト合格)した日付となります。例えば、ATAを希望している方が、「安全教育」、「TA基本講習」、「学生とつながるために磨こう:M2Bシステム活用力」「指導力の基盤として学ぼう:合理的配慮の提供」順に教育プログラムを修了した場合、最後の「指導力の基盤として学ぼう:合理的配慮の提供」を修了した日付が、ATA資格を取得した日付として認定証に記入されることになります。
TA教育プログラムの受講後、TAポータルへ合否データが反映されるまでにどのくらい時間がかかりますか?
TAポータルへのデータ反映作業は毎日ではなく、決められた日に行っているため、受講のタイミングによっては一週間程度かかる場合があります。詳しいデータ反映日に関しては、教育改革推進本部Moodle(リンク)の「データ反映及び認定証発行に関するご案内」をご参考頂くか、TAサポートデスクにお問い合わせください。
認定証の発行はいつから可能になりますか?
認定証発行は、次の2つの条件が満たされた後、直ちに可能となります:1. 各TAレベルに必要とされる教育プログラムをすべて修了(受講及び小テスト合格)、2. TAポータルに合否データを反映。合否データが反映される日程に関しましては、教育改革推進本部Moodle(リンク;ログイン必要)の「データ反映及び認定証発行に関するご案内」をご参考ください。

BTA、ATAに関して

ATAの資格を持った大学院生を、授業の性質上、BTAとして募集し、BTAとして雇用することは可能ですか?
ATAとなった時点で、「BTAとして雇い、BTAの給料しか支払わない」ということはできません。BTAを探すか、予算を部局で調整して、ATAを雇えるように対応してください。

TFに関して

TF推薦書の推薦理由には何を書けばいいですか。現在の研究内容で良いでしょうか?
研究内容だけではなく、ATAの経験や普段の研究室での後輩指導を含めた教育経験を書いてください。
TFとして認定されている学生をATAとして雇用することはできますか?
TFの認定証に記載されている「担当できる科目」以外については、ATAとして雇用することができます。その際の時給単価は、ATAの時給単価となります。なお、TFとして「担当できる科目」では、授業の単独実施以外の時でも、ATAに比べて高度な教育活動に従事させることが推奨されています。TFの業務に関してはTAハンドブックp.6「各TA階層の標準的な業務(正課活動)」を参照してください。
TFをどのように活用するのか、イメージがわきません。
TF活動は、将来指導者や大学教員になるためのトレーニングの場として捉えることができます。TFは、教員の指導のもと、授業設計や資料作成、授業そのもの(複数回の授業のうち1~2回など)を行うことも可能です。

以下は事例です。但し、こちらの事例に限定されず、TFにはATAよりも主導的な活動が期待されていることをご理解頂いたうえ、他にも活動の内容を考えていただくことも可能です。もし判断しづらいようでしたら、お気軽にTAサポートデスクまでご相談ください。

<授業時間内>

  • 一部の授業の単独実施: 複数回の授業の一部をTF一人で担当する。または、TFをメインに、授業担当教員がそれをサブでサポートする。
  • 実験・実習・演習の指導補助:どういったところが難しいのかに関して、自身の専門知識やPFFP、過去のATA業務等で得た経験をもとに考え、学習者の理解度や能力に合わせて柔軟で質の高いサポートを行う。

<授業時間外>

  • 成績評価に含まれる課題・テストなどの採点補助:単に正解・不正解を決める問題だけではなく、記述式問題や証明問題のように、内容や解き方も評価の対象とするような、より採点が難しい課題・テストなどの採点を補助する。
  • 履修者からの質問の回答:履修者の回答にただ答えるだけでなく、自身の専門知識、経験をもとに、よりよい回答方法・考え方を提示したり、学習事項の応用可能性に関して説明を行う。また、できる限りわかりやすい説明を心がける。
学生にTFをしてもらうことで、教員は楽になりますか?
上の質問とも関連しますが、仮にTFに授業を任せた(TFに教員の指導の下で一部の講義を任せた)からといって、必ずしも教員が楽になるとは考えていません。科目別講習などでしっかり指導していただかなければならないからです。ただし、長期的な目で見れば、教員がTFの指導に習熟してTFの指導を効率的に行えるようになったり、あるいは、TFでの指導経験を通じて大学院生が成長したりすれば、教員が自分の研究のための時間をより有効的に使うことは可能になると考えています。
TFは単独で授業を行えるとのことですが、授業の質が下がるのではないかと心配です。
TFに対しては、PFFPを通じて、大学で教えるにあたっての基本的なスキルを身につける機会を与えます。この基本的なスキルに加えて、担当教員による科目別講習などにより、実際の授業内での教え方について助言を受けます。例えば、数学や物理学の演習では、教員がTFに問題の解き方などの指導法を事前にレクした上で、TFが演習を担当するのであれば、十分に授業の質は保てると考えます。このように、PFFPと科目別講習は、TFが高い質で授業を実施するための両輪です。また、PFFPを修了した学生が、該当するTF業務を担当可能かの判断は、授業を開講する部局と教育改革推進本部が共同して当たります。このように、二段構えでTFとして認定する制度としているため、授業の質が下がることはないと考えています。さらに、別の考え方をすれば、専門性の面でも年齢の面でも、担当教員よりも受講生に近いTFが指導に当たることで、受講生は普段の授業とは異なる刺激を受けることも可能と考えています。
PFFPでは学生は何を学べますか?
PFFPは、将来大学教員として働くことを希望している大学院生を主な対象として、大学で将来授業を持つ上で重要な教育スキルに関して学ぶ、2単位の実践型の授業です。受講生は、「計画」「実践」「評価」という、大学で授業を行う際に必須な要素を学習します。そのため、授業内では模擬授業などの実践的な活動を行います。詳しくは、こちらをご参照ください。
PFFPにおいて、各専門分野の内容を誰がどう教えるのでしょうか?
一般的にPFFPとは、教授法を専門的に教える授業(教育プログラム)を指します。各専門分野の内容の指導に関しては、担当教員から提供される科目別講習などを通して、TAに学習してもらう形となります。

遠隔授業に関して

遠隔授業においてTAに任せられる業務は何ですか?
遠隔授業においても対面授業と概ね同じ業務を任せることができます。以下の表をご参照の上、積極的に雇用機会の創出に努めてください。
遠隔授業の実施に関して、教員とTAで事前にどのようなことを確認しておくべきですか?
教員とTAは、授業実施の前に打合せなどを行う必要があります。遠隔授業におけるTA雇用の際には、以下の例のような事前確認を推奨します。

○ 遠隔での動作環境の確認について(例)

  • 教員の声の大きさは適度か?
  • 教員の画面への近さは適度か?
  • 教員の画面共有はうまく動作しているか?
  • 資料は見やすいか?(スマートフォン、PCなどで見ても問題ないか?複数のデバイスを用いてテストすることを推奨)

○ 授業中の運営方法について(例)

  • 学生側の音声をどのようにミュートにするか?
  • 一度ログアウトしてしまった学生をどのようにログインさせるか?
  • 学生が質問する際のルール(挙手して発言するのか?チャットで質問するのか?など)をどのように設定するか?
  • 学生に話しかける方法はどうするか?(パブリックか?プライベートか?チャットか?ビデオ通話か?など)
また、役に立つ教育プログラムやマニュアルを用意していますので、TAに事前に受講してもらう、予め参照してもらうなどご活用ください。
TAに遠隔授業の準備や運営のための技術的なサポートを依頼することは可能ですか?
可能です。TAの業務内容には「PCなど教育機器の操作」が設定されており、その能力に応じて技術的なサポートを担ってもらうことができます。このような業務は、TAが反転授業(オンライン動画などを用いて事前学習をさせる教育方法)を始め、今後大学における拡大が予想される遠隔授業の様々な活用方法への対応や理解を深めるためにも重要です。

ただし、TA活動は、専門知識、コミュニケーションスキルや社会生活を送るうえで守らなければならないルールなど、様々な知識やスキルを身に付ける機会としても捉えられます。学生が技術的なサポートに終始せず、様々な業務を行うことができるよう、配慮してください。

なお、より専門的なテクニカルサポートが必要な場合は、下記へお問い合わせください。

○ Microsoft Teams、M2B(Moodle/Mahara/BookQ)システムの基本的な操作に関するお問い合わせ


○ M2B(Moodle/Mahara/BookQ)システム全般(コース作成、教材登録等)に関するお問い合わせ


○ オンライン授業全般に関するお問い合わせ

email:online-lec-help@iii.kyushu-u.ac.jp
PC操作、映像撮影などを依頼するため、TAと対面接触することは可能ですか?
「九州大学の行動指針」(リンク)が「段階2」以上となっている場合、全教職員・学生に対して行動制限の徹底が求められます。そのため、当該措置が解除されるまではTAへの依頼や打合せのみを目的とした対面接触はできません。
MoodleにおいてTAを登録するにはどのようにすればよいか?
Moodleに当該科目をコース登録した上で、TAを担当する学生をユーザ登録し、ユーザロールを変更する必要があります。詳しくは「M2B学習支援システムマニュアル(教師用)」(リンク)の「2.4.2 教員が学生やTAをコースに登録」及び「2.4.4 ユーザのロールを変更する(学生からTAに変更する)」をご参照ください。